2012年4月19日木曜日

フランスの70歳代の素敵な不良おばちゃまからの警鐘

本日は、イマジンの笹川社長の女性経営者を集めたランチ会があり、初参加させていただきました。
スピーカーはフランス在住のユミ・シャローさん。

おじいさまは慈恵医大の創設者で、大変なお嬢様でいらっしゃるにも関わらず、ご自分で編み物を売るなどして集めた200万円(当時)をも とに、単身フランスに渡り、高田賢三さんの右腕として活躍。以後フランスに在住され、最近では、Vendome AoyamaのVdeBブランドの顔として、アクセサリーデザインなども手がけられています。

70歳を過ぎても頭脳明晰で、おしゃれで、お茶目で。すっかりファンになってしまいました。(写真左がユミさん)このバッグもお手製なのだそうです。そして何を隠そう、ユミさんの旧姓は髙木で、アルバチームの髙木とは姻戚関係。世の中狭いんですね。

ユミさんにとって、働くということは、ちょっと不良でいたいから。そしてイコール自立。働き手を一本に絞る「専業主婦」というあり方は最大のリスクテイクではないか、と今の若手女性の「安定」志向に警鐘を鳴らしていらっしゃいました。なるほど。
70歳過ぎても、こんな風にかっこよく、そして若者に迷惑をかけないでお仕事が続けられたらいいな、と思いました。

普段はお目にかかれないデザイナーさんや、アパレル関係の方々などともお話しできて、新鮮な会でした。